2014年08月22日
2014' 北アルプス縦走 Day2
8月12日(Tue) AM3:30 起床。

(太郎平から薬師沢に向かう道)
この日の朝は簡単に済ませ
AM4:30 ヘッドランプをセットして暗い登山道を出発しました。

(太郎平から薬師沢に向かう道)
この日の朝は簡単に済ませ
AM4:30 ヘッドランプをセットして暗い登山道を出発しました。

天気は曇り。夜中に目が覚めて月が異様に明るいなとシェルターの裾から顔を出し確認していました。
今日こそは晴れる!そう思い歩を進めます。
今日の目的地は高天原! 少し距離はありますが昨日ゆっくりと休んだので体力気力とも十分。
念願の温泉に入れると思うとワクワク。
それに嫁とkento は初の小屋泊りをとても楽しみにしていました。
太郎平小屋。 AM4:54

雲ノ平周辺に比べれば少しましでしたが、それでも早朝の木道は滑りやすく
確かめながら慎重に進みました。
黒部五郎岳方面と薬師沢への分岐。雲ノ平へ向かう私たちは左へ。
帰りは右から下りてくる予定です。

ここからは平たんな道もありますが、薬師沢に向かって高度を下げていきます。


美しい木道。

AM5:05 周りが次第に明るくなってきました。
でも見渡すと一面曇り空。
遠くには一段と黒い雲もあり嫌な予感。
「あっちに行ってくれよ。」
どんどん下って。幾つかの橋を渡ります。

この橋を渡った辺りで雨が降り出します。

止みそうにない空を見上げて、レインウエアを着こみました。

薬師沢の出合いを過ぎると木道が現れます。
いろんな伝説の多い地。「カベッケ原」


この後、沢の音が大きくなり急な坂を下ると小屋が現れました。

小屋に到着したころには本降り。
AM7:00 天気だけ確認してすぐに出発しました。
小屋を出るとすぐに吊り橋。 写真は渡りきってから小屋方面を。

渡ると梯子が。 いったん川に下りて少し下流へ。

この時増水していましたので、河原には出ず、岩を超えて下流へ。(ルートはあります。)
この目印が出ると、本日のメインイベント。急登の始まりです。

高天原を目指すのだから川沿いのルートを行っても良かったのですが
このところの雨量を考え、安全な雲ノ平からのルートにしました。
いきなりの急登。もちろん登りに強い嫁が先頭!


ここの坂は手強かった。雨の日の下りでは事故も多いそうで。
大石の所で足を滑らせ、骨折により歩行不可能になる事故も。
打ち所が悪ければ骨折ですまない可能性だってあるなと。

小屋を出て1時間40分。やっと木道に。

樹林帯を抜けた途端、冷たい雨に加え黒部五郎方面からの強風が。
必死に歩いているのに風と雨で体温が奪われ、風の当たる右腕は痛みさえ感じるように。
でも、雲ノ平山荘はすぐそこ。
嫁から先に、「小屋で少し休んでいこう」と提案が。
嫁だけじゃなく、私もkento も同じ考えだったのですが
私は考えていました。
小屋の中で1~2時間休憩したら、再出発できるのだろうか?
高天原山荘には乾燥室はあったのか?
明日もこんな天気だったら?
こんな雨の中歩いていたら辛いばかりだし
高天原山荘から片道20分歩く温泉なんて入りに行く気がしないよな。
最悪、明日以降引き返すことも考えて、とりあえず雲ノ平山荘で天気の確認をして話を聞いてみようと。
小屋で見た天気がコレ。

ずっと雨じゃん。。。
で、こうなりましたw

喜ぶ kento 。

受付時、明日の予定地を聞かれ「雨ならば折立」と告げておきました。
それと雲ノ平山荘も太郎平小屋と同じで食料不足。
何日もヘリが飛んできていないそうで、食料をお持ちなら素泊まりをして頂くとありがたいです。と言われ
もちろん5日分の食料をザックに詰め込んでおりましたので、素泊まりでお願いしました。
でも、少し残念だったのは嫁とkento。
小屋泊りに憧れ、小屋での食事を楽しみにしていたから。
濡れたウエアとブーツを乾燥室に放り込んで一段落したら、ビール!
昨日もでしたが、今日も飲み始めが早い!
AM10:00 スタート!(爆)
メニューには生ビールと書いてありますが、常温の缶ビール(生)が出てきました。
えっ!って思いましたが、クイクイ飲める。^^
でも、2杯目はさすがに常温には手を出さずコチラを。

これにアサリのアヒージョ(オイル漬けって書いてあった) と、サルサソース。

サルサソースは、別にクラコットをオーダーしてトッピング。

日本酒をやっつけた後でいったんお開きに。 お昼寝タイム。
目覚めると外は。


なんで毎日午後から晴れるん?
夕食は牛めしだったかな? アルコールは多めに飲んで就寝。

私の場所は59・60。 多かったら1枚の布団に2人なんだね。
しかしこの日、遅くに着いた人が多かったらしく
スタッフの方が使わない毛布を回収してその人たちの所へ。入口受付付近にも布団が用意されていました。
布団で寝れるって幸せ。
明日?
なるようになるさ。 お休み~。
To be continued
Posted by ☆bridge at 00:00│Comments(8)
│折立〜雲ノ平〜鷲羽岳〜黒部五郎岳〜折立
この記事へのコメント
雲の山荘でお泊りでしたか。
雨の山歩きを思うと停滞もありですよね。
午前中からお酒においしそうおつまみ。
羨ましいー(笑)
雨の山歩きを思うと停滞もありですよね。
午前中からお酒においしそうおつまみ。
羨ましいー(笑)
Posted by ぴょんたん at 2014年08月22日 08:08
こんにちは(^-^)w
エスケープルート確保の重要性と
お天気と状況によって、柔軟に対応できる
プランニングの大切さを改めて感じる
今年の夏のお天気でしたね(^-^;
小屋は有難いですよね~
雨の中、大変だったと思いますが
kentoくんの表情が明るいので、楽しんでる感が
伝わってきます♪♪
エスケープルート確保の重要性と
お天気と状況によって、柔軟に対応できる
プランニングの大切さを改めて感じる
今年の夏のお天気でしたね(^-^;
小屋は有難いですよね~
雨の中、大変だったと思いますが
kentoくんの表情が明るいので、楽しんでる感が
伝わってきます♪♪
Posted by もえここ at 2014年08月22日 12:45
ぴょんたん さん
計画では高天原でしたが、これ以上歩く気になれませんでした。
この日も5時間と歩いていないんですけどね。
ここの食堂、オリジナルのスピーカーからJAZZが流れ心地よかったです。
アヒージョと辛口の白ワイン、めちゃ旨かったですよ。^^
計画では高天原でしたが、これ以上歩く気になれませんでした。
この日も5時間と歩いていないんですけどね。
ここの食堂、オリジナルのスピーカーからJAZZが流れ心地よかったです。
アヒージョと辛口の白ワイン、めちゃ旨かったですよ。^^
Posted by ☆bridge
at 2014年08月22日 18:28

もえここ さん
予想では台風一過の晴天続きだったんですが。
それでも、いろんなパターンを予想してコースもあれこれ考えていました。
中でも家族で1番心配したのは、嫁が毎日歩き続けられのか?
コレは良い方に裏切ってくれましたが。(笑)
嫁もkentoも楽しみにしていた1つが小屋泊まりですから。
かなり気に入ったみたいで、帰ってからも本を見て毎晩のように復習してますわ!
勉強もこれくらいやってくれたら・・・。(爆)
予想では台風一過の晴天続きだったんですが。
それでも、いろんなパターンを予想してコースもあれこれ考えていました。
中でも家族で1番心配したのは、嫁が毎日歩き続けられのか?
コレは良い方に裏切ってくれましたが。(笑)
嫁もkentoも楽しみにしていた1つが小屋泊まりですから。
かなり気に入ったみたいで、帰ってからも本を見て毎晩のように復習してますわ!
勉強もこれくらいやってくれたら・・・。(爆)
Posted by ☆bridge
at 2014年08月22日 18:29

お疲れさん
常温のビールって。。。(^^;;
なんぼなん?(爆)
常温のビールって。。。(^^;;
なんぼなん?(爆)
Posted by taroパパ at 2014年08月22日 21:33
taroパパ さん
まぁ飲めるもんだよ。場所や状況ってのもあるけど。
常温一番搾り500ml、800円。 ・・・高っ!ww
まぁ飲めるもんだよ。場所や状況ってのもあるけど。
常温一番搾り500ml、800円。 ・・・高っ!ww
Posted by ☆bridge
at 2014年08月22日 23:27

最奥の地なのにおつまみが魅力的ですね~
Posted by nai at 2014年08月23日 20:08
nai さん
想定外の雲ノ平山荘でしたが、ココ良かったです。
これからは、何かあれば即小屋泊に変更しそうな予感w
想定外の雲ノ平山荘でしたが、ココ良かったです。
これからは、何かあれば即小屋泊に変更しそうな予感w
Posted by ☆bridge
at 2014年08月25日 06:11
