お湯を沸かして、カフェラテを淹れてフランスパンを1/4づつ食べます。
途中で買うはずだったジャムを買い忘れ、パンを焼くのも面倒だったのでそのままw
簡単な朝食を終えたら撤収をして早速出発。
槍ヶ岳の肩までは5時間ほどのコース。わりと楽な1日になるはずです。
ここで水が豊富で楽園のような双六とはお別れです。
(これから巡る他のテン場は、だいたい1L=200円)
まずは小屋の横にある縦沢岳を登ります。
出発時、寒がってジャケットを羽織っていました。
テン場で着ると思い、トレッキングパンツも持っていたのですが
下は相変わらずランパンで。
でも、暫く歩くとジャケットは脱いでいました。
私が1番楽しみにしていた西鎌尾根ですが、天気がイマイチ。
ガスっていて、スッキリとしません。
コレくらいが歩きやすくて良かったのですが
写真もイマイチになっちゃうしね。
更に先に進むと出てきました鎖場ちゃん。
この辺りから千丈乗越までの間は梯子や鎖場が出てきます。
足場とホールドさえ確り確認して歩けば、安全に通過できます。
この日、西鎌尾根で1番危険だと感じたのは
前を歩く方の後を追いルートを間違ってしまったこと。
ある峰を巻いて通過しなければいけないのに頂上に出てしまいました。
頂上へも確りと踏み後があります。
頂上手前で後から追いついてきた私達に気がつき、道を譲ってくれたのは良かったのですが
頂上を過ぎ、下りる道を探すもありません!
2人を待たせて、ちょっとした崖を下に5mほど下りたところで
下に巻き道があるのに気がつきました。
ここを下りるには、あまりにも危険なので巻き道を見つけられなくても
他の道を探したと思いますが、怖い出来事でした。
千丈乗越周辺と歩いてきた道。
千丈乗越で休憩をした後は、槍ヶ岳山荘までの急登をジグザグに登っていきます。
急な登りでも、できるだけ休憩を入れないよう
入れなくても登れるペースでゆっくりと一歩一歩重心をかけながら登ります。
右下には新穂高から槍へと続くルートも確認できます。
程なくして槍ヶ岳の肩に到着。
いや~、3年ぶりの再会。
この時ガスっていたのですが、登るルートには人の列ができていました。
しかも頂上は凄い人が・・。
ここまで来る道中で、ガスっていて視界のきかない状態ならば
槍はパスしようと決めていました。
小屋でトイレ休憩を済ませ、これからどうするか作戦会議です。
時間はまだ10時過ぎ。
登山届けにも記したのですが、本来ならばここでテン泊予定だったのですが
これから先の道に魅力を感じていました。
kento も槍に登らないのならば、その時間は稜線歩きを楽しみたいと。
これから歩く東鎌尾根は、次のテン場「ヒュッテ西岳」までが辛いコースであるのは知っていました。
水俣乗越まで急な登山道を下り、そしてヒュッテ西岳までの登り返し。
少し2人で話し合い、次に向かうことに決めました。
ここからヒュッテ西岳までのCTは、4時間。
今日は約9時間歩くことになるのですが、覚悟を決めて出発。
ゆっくり歩いても15時までには小屋に行けるはず!
ここ槍ヶ岳山荘から下っていき槍ヶ岳分岐を西岳・大天井岳方面へ。
下に行くとババ平・槍沢方面です。
この分岐からヒュッテ大槍までは、痩せた岩尾根歩き。
右下に見える小屋は、殺生ヒュッテです。
高度感、かなりアリ!
振り返り、槍ヶ岳山荘方面。 右側に通ってきた細い登山道。
さほど危険ではないのですが
私みたいな高所恐怖症の山好きにとっては、イヤな場所ですw
この日は県警のヘリコプターが北鎌尾根を中心に頻繁に飛んでおりました。
振り返ると、槍にかかっていたガスが・・・・。(汗)
でも、後戻りするつもりなんてサラサラ無いし。
やっとヒュッテ大槍が見えてきました。
私が慎重に歩きすぎたのか、30分のCTを40分掛けて到着。
夕食や、バーが有名な山小屋です。
普段は、テント泊が基本の山歩きですが
興味のある山小屋巡りはいつかしてみたいと思っていて、ここもその1つ。
小屋の先にあるベンチで休憩しつつ、ぼんやりと先にある西岳を眺めながら
このままここで素泊まりでもいいんだけどな~と。
この時、かなりの疲労感を感じていました。
(写真は少し下りた所からの西岳)
その時、下から若者が1人登ってきました。
私が、「東鎌尾根どうでした?」と問い掛けると
「ここから下って西岳までの登り返しが、東鎌尾根の核心部です!」
「ザレた急登なのにロープも無い場所があり、足を滑らせ危なかったです。」
と、汗だくの若者が応えてくれました。
わかっていたけど、そんなに危険なのか~と考えていると
kento から先に
「そろそろ行こうか」 と一言。(汗)
「慎重に行こうな。」と声を掛けて再出発。
最初はジグザグに下降する道でしたが、階段やら梯子やらロープやら。
で、それがどれも頼りないヤツばかり。
下れども下れども、水俣乗越の分岐は現れません。
もうお昼は過ぎていたのですが、2人とも食欲は無く行動食と水のみでやり過ごします。
と、そこに現れた3段梯子。
まだ下りなきゃいけないのに、登りの梯子なんて。。
でもそれを超えるとすぐに水俣乗越でした。
日陰を探して休憩です。ここは有名な北鎌尾根への分岐でもあり
槍沢から登ってきてそちらに下りるグループもおりました。
今夜は何処かでビバーグなんだろうねと、北鎌の話しをして登り返しへの出発です。
ここからも梯子や鎖場ありの急登が続いたのですが
あまりにも疲れていて写真ナシw
で、いきなりヒュッテ西岳に到着。
これでゆっくりできるかと思うと、嬉しかったですね~。
kento も疲れきった様子。
受付を済ませ、設営。先客は1人のみ。
どこでも良いとのことでしたので
風裏の場所もあったのですが、槍が目の前の場所に設営。
その後、続々と到着してテン場はいっぱいになっておりました。
小屋に行き、ビールとペプシを買って乾杯!
目の前には、常念岳が。
夜はカレーの予定だったんですが、リフィルだけを食べて修了。
早々に寝入ってしまいました。
長い長い1日の終わりです。
西鎌・東鎌を頑張って歩いたので、ちょっと計画変更。
槍に泊まっていれば、明日は大天荘だったのですが、計画より進んだので
明日の目的地は常念小屋に変更です。
4泊の予定が3泊に変更。1日早く風呂に入れそう。。。
翌朝、またまた4時に起床。なかなか時間通りに行動できません。
テントから出てみると、うっすらと常念岳方面が明るくなってきていました。
今日も晴れだな!
北アルプス縦走 DAY 3 に続く